関節を構成する骨、軟骨、靱帯(じんたい)や腱(けん)などが老化（変性）して肩関節の周囲組織に炎症が起きることが、主な原因と考えられています。

この炎症が起こる部位は、肩関節の動きをよくする袋（肩峰下滑液包(けんぽうかかつえきほう)）、関節を包む袋（関節包）、肩の筋肉が上腕骨頭(じょうわんこつとう)に付くところ（腱板）、腕の筋肉が肩甲骨に付くところ（上腕二頭筋長頭腱(じょうわんにとうきんちょうとうけん)）などがあります。

肩峰下滑液包や関節包が癒着(ゆちゃく)すると、さらに肩の動きが悪くなります。 

痛みが強い急性期には、三角巾などで安静を図り、消炎鎮痛薬の内服、注射などです。急性期を過ぎたら、温熱療法（ホットパック）や運動療法（拘縮予防や筋肉の強化）などを行います。

これらの方法で改善しない場合は、局所麻酔薬入りの生理食塩水で関節包を広げるように注入を繰り返す透視下関節内パンピングや、手術をすすめることもあります。手術は麻酔下に関節鏡を挿入して癒着を剥離(はくり)する方法（関節鏡視下関節受動術）などが行われています。 

人間は体全体でバランスを取っています。体のバランスが悪くなると、腕を支えている肩関節への負担はたいへん大きなものとなります。

四十肩・五十肩に関しても、根本から回復させるためには、以下のことがとても重要になります。

• 身体全体の歪みを調整し、骨格全体のバランスを整える。
• 肩関に関係する筋肉の緊張を緩める。
• 特殊電気療法も併用して行います。

四十肩・五十肩の痛の改善には多少の時間がかかりますが、それでも、しっかり施術をすることで痛みが軽減し肩関節の動きも良くなり、その後も悪化を予防しながら、楽に生活を送ることは十分可能です。

四十肩・五十肩を改善したいと思っているのであれば、是非和歌山自然整体＆スポ-ツ研究所にお越し下さい。

和歌山市、岩出市、紀の川市、海南市、有田市、有田郡、田辺市など和歌山県全域のみならず、泉南群、阪南市、和泉市、泉佐野市、貝塚市、他県からも多くの患者様にご来院頂き、成果が出ておりますので安心してご来院下さい。